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英語の本を楽しく読んでみましょう!【英語多読のススメ】

 現在の日本の公立中学・高等学校の英語授業時間は約1,000時間、大学まで合わせても約1,120時間と言われています。これらを、1日の時間である24で割ってみましょう。

 1,000(時間)÷24(時間)=約41.7(日分)【1年で6.9日分】
 1,120(時間)÷24(時間)=約46.7(日分)【1年で4.7日分】

となります。そして、これらの授業時間内で使う公立中高の6年間の教科書全部の英語分量は、わずか3万語程度と言われています。
 さらに、高専では工学などの専門科目に多くの授業時間が充てられ、英語の授業時間数が普通科の高等学校よりも少ないことを考えると、高専の5年間で英語力を高めるためには、授業だけでは量も時間も不十分なのは明らかです。
 では、どうすれば英語に接する量を増やすことができるのでしょうか?そこで、お勧めする英語学習法が、「英語の本を楽しく読む」ことです。これは、「SSS(Start with Simple Stories)式多読法」と呼ばれる英語学習法の1つです。

 SSS式多読では、以下の3点だけ守ってもらいます。
英語多読3原則
  1. 辞書は使わない
  2. 分からないところはとばす
  3. つまらなければその本をやめて別の本を読む

 今までの学習法と違って驚いたことでしょう。しかし、これはすでに日本語の読書でしていることなのです。辞書を使うと、どうしても話の流れが切れ、話の世界に入り込む楽しみがなくなってしまいます。分からないところでいつまでも止まっていても、やはり楽しくは読めません。つまり、英語の本を楽しく読むためには、「易しい英語から入る」(Start with Simple Stories)のがいいということです。易しい本を大量に読みながら、英語の語感や実力を養い、英語を英語として捉える(日本語に訳さない)習慣を身につけながら、徐々にゆっくりと難しい本に向かいましょう。

以下に英語多読量とYLの目安を書いておきますので、参考にしてください。なお、YL(読みやすさレベル)とは、最も易しい0.0~最も難しい9.9までのスケールでその本の難易度を表したものです。図書館内の各本の表紙に、語数、シリーズ名とともにシールを貼って示してあります。

 0~3万語 YL 0.0~0.6
 3~10万語 YL 0.6~1.4
 10~25万語 YL 0.8~1.6
 25~70万語 YL 1.4~2.8
 70~150万語 YL 2.4~4.0
 150万語~250万語 YL 4.0~5.5
 250万語超 YL 5.5~7.0

 今までの研究結果によれば、年間数万語程度の読書量ではなかなか力がつかないことも実証的に分かっています。たくさん読むためには、継続して読み続ける必要があります。だからこそ、「楽しく」読むのが大切なのですね。そうでなければ続かなくなってしまいます。「楽しい→また読みたい→英語学習の継続につながる→英語の力がついてくる→もっと楽しい」というサイクルを意識して作るように読んでみましょう。継続は力なりです。さあ、無理なく頑張りましょう!

 本サイトでは、沼津高専図書館に所蔵されている英語多読用図書を、キーワード、シリーズ、YL、語数をもとに検索できます。また、読み終わった本の感想を記入して他の学生や読者と情報をシェアできます。

【学外の方へ】本校の英語多読用図書は学外の方にも閲覧・貸出が可能です。近隣の方は是非ご利用下さい。詳しくはこちらをご覧ください。



【謝辞】本ホームページの語数・YL・シリーズ名のデータは『英語多読完全ブックガイド[改訂第4版]』(古川昭夫他著)のものを、画像データはamazonのものを利用させていただいております。なお、データにない語数は概算で、YLは目安で記入しています。

このページに関するお問い合わせは kaz_fji@numazu-ct.ac.jp まで